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Life is Beautiful

主に進化生物学の理論のブログです。不定期更新予定。

読了

Oxford Commaとは
"A, B, and C"という書き方を言う。

Oxford Commaを用いない書き方は、
"A, B and C"という書き方に相当する。なるほど。



–Lehmann & Rousset (2010) Phil. Trans. Roy. Soc. B
生活史と人口動態は、いかに協力行動を促進するか抑制するか ?
ようやくdirect fitness approachでの連鎖率の使い分けを理解しました。
移住前後のどちらに協力行動が起こるかによっても、血縁度の定義は使い分けられる必要があります。
囚人のジレンマゲームとしては最も基本的なadditive fecundityを仮定して島モデルの上でプレイすることを想定しています。

–Frank (2013) J. of Evol. Biol.
自然選択VII:血縁選択理論の解釈と歴史
JEBのシリーズものですね。血縁選択理論の歴史がレビューされています。
完全に"Frank流"手前味噌な書き方であり、Roussetらの仕事はほとんど引用されていません。
なお、ここではPeter D. Taylorと共同で開発されたdirect fitness approach(Taylor & Frank 1996, JTB)を引き合いに出し、Peter Taylorがここぞとばかりに褒めちぎられています。

–Frank (2010) J. of Evol. Biol.
囚人のジレンマの一般化。
ここでは、おそらく性比のゲームを根底に想定しつつ、囚人のジレンマゲームにおいて
掛け算でコスト・ベネフィットが決まり、局所資源競争が起こると仮定して、direct fitness approachを採用しています。
最大化されているかどうかも、収束安定性も、うやむやにされています。むむう。
どうして、進化的特異点を求めただけでCSSと言っている論文がレフェリーに突っ込まれないか(突っ込まれたとしても問題視されていないのか?)
とても不思議なのですが、まーだいたいは合ってるのでしょう。僕はその追加解析をこの前アクセプトされた論文でやり直したというに。