Life is Beautiful

主に進化生物学の理論のブログです。不定期更新予定。

アメリカ英語へのカルチャー・ショック

アメリカに来て一年が経ちました。当初は速くて全く聞き取れなかった友人Aの英語も70%は理解できるようになったり、そうでない友人もいたり。

これは、「1対1の英語」と、「王道的な英語」の複雑な相互作用に依存するとは思うのですが、一緒に話す時間の長い友人の英語は、やはり聞き取りやすくなります。 早い話が、慣れてきます。

それでも痛感させられるのは、ぼくがこれまで学んできた英語がいかにアメリカ英語と異なるかということです。フランス人の英語は僕は、(単語が分からない場合を除けば)ほぼ完全に理解できる自信があります。また、愛するモンペリエに関するおしゃべりでも盛り上がります。じもトーク

しかしアメリカ英語は、いまでも苦労しっぱなしです。日々の学びを積分していくことでしか上達しません。話題もポリティカルなことだったり、アメリカ土着のネタだったり。ミュージシャンの話とか。

これを読まれる方の多くはアメリカ英語に馴染みがあるでしょうから些か驚かれるかも知れませんが、今回は、アメリカに来て初めて学んだり使ったりした表現を紹介します。

僕はこちらに来て友達に「フランス語訛り」と言われたことがあります。褒めてる?褒めてない?わからない。

  • Pardon?

フランス語ではよく使うのですけど、スイスやフランスでは英語では使ったことも聴いたこともありませんでした。どちらかといえば“sorry?”のほうがよく使われていましたし、僕は今でもそう言います。

  • For here / To go

喫茶店やレストラン、ファストフードのレジで注文した時の言葉。イートインかテイクアウトかということです。フランスやスイスでは持ち帰ることが多くて、emporte!といつも言っていました。

  • Here you go!

ほらね、ホラァ、とか、どうぞ!くらいのニュアンスでしょう。これを聴いた時はマリオを思い出しました。フランス語ではVoilà。

  • Have a nice one

半年くらい、意味を勘違いしていたのですが、Have a nice day/eveningくらいの意味だったのですね。スーパーに来てレジでよく言われるので、「買ったものを楽しんでね」という意味かと思っていました。ちなみにフランス語ではBon journée。

  • I'm gonna get a XX.

メニューを言う時に、XXをください、と言う時の表現。友達が言っているのを聴いてから、真似しています。でも喫茶店とかだと、coffee to go please、などと言ったほうが手っ取り早いこともあります。ぼくはCould I have XX?と言う癖があります。フランス語ではみんな大好きJe vousdrais/veux XX s'il vous plâit。

  • Would you mind XX?

これはここに書くのも恥ずかしい。きっとフランスでもスイスでも言われていたことがあると思いますが、記憶にない。〜してもらってもよいですか?ということ。もちろん中学で学びます。忘れてたわけでもないです。

  • I'm down!

「今夜飲む人?」などの提案・お誘いに対する返答。行くってことです。フランスやスイスではI'm in、あるいはそれよりもI'll be thereのほうがよく聞いたかな。

  • house

は?

と思われるかも知れませんが、ぼくはplaceという言葉のほうが馴染みがあります。Would you be interested in dancing at my place?といった感じ。houseって言うんや!と思った記憶があります。ここまででそろそろ、こいつアホやと思われてそう。

  • Oh yeah?

多分これはカナダ英語。「そうなの?」くらいの意味。僕もよく使います。Really?だと疑うニュアンスになるからでしょうが、Really⤵︎?と下げて言えば同じ意味になると思います。Ah oui?

  • Folks

音の可愛い単語です。仲間、友達、来てくれる人たち、参加者、といった、チームの仲間を指す言葉です。僕はguysとか言うくせがあるけど、男を指すニュアンスがちょいと出るのかな。

  • Football

言うまでもないですね。サッカーはsoccer、フットボールがfootball。Futbolがフランス語。

ワイファイ。フランスやスイスではウィフィと言っていたので、このへんでも「フランス語訛り」と言われる所以があるようです。