申請していたJ1ビザ(交流者用のビザ)が届きました。
その手続はさんざんweb上でまとめられているし、何より大使館ウェブサイトに非常にわかりやすくまとめられているのですが、J1ビザの場合に「必要な」書類(2016年8月31日現在)は以下のとおり(詳細は下に記します):
- DS-160
- DS2019
- SEVIS支払証明書
- 財務証明
- 面接予約確認書
- 証明写真(背景白)
DS-160
所要時間:2時間以上? 所要経費:180ドル(Jの場合)
オンラインで申請した結果に発行されるものです。DS-160は渡航者の個人情報と思って差し支えありません。
このオンライン申請、難儀なのが
- すぐタイムアウトしてしまう
- めっちゃ記入事項が多い
- 要求されている内容が意味不明だったりする
という点。DS-160のアカウントIDは発行されたらただちにメモしましょう。メールでのリマインダはないし、失効はいとも容易いです。
なお、このフォームを終わらせるには、下のDS-2019が必要なのと、背景が白の証明写真が必要です(要求はわりと厳しいので)。
DS-2019
これはJビザを申請するときに、「相手方がきちんと受け入れてくれますよ」ということを保証するための書類です。 基本的には郵送されてきた原本しか効力を持ちません。大事に保管しましょう。面接には持参します*1。
なお、このフォームには、到着後に記入してもらう項目があります。たとえば一時帰国などをおこなって「アメリカ不在」となった場合にも、きちんと申請者のアメリカでの立場が確立されていて、心配はないですよ、ということを主張できるようになります。当然、受け入れ先機関からサインを貰わねばなりません。サインには思わぬ時間がかかることもあるようですので、到着後すみやかに貰いに行くようにします(といいつつ僕はまだ渡航すらしていない)。
SEVIS支払証明書
これはDS-160を申請するときに伴うものです。いわばVISAを取得するために必要な経費と思えばよいでしょう。メールで領収書がもらえますので、PDFにして保存しておきましょう。面接にも持参。
財務証明
これはなかなかに厄介です。いろいろなパタンがあるかと思いますが、滞在中にどこからサポートをうけるかに依存します。
日本の機関から給与などを貰いながら渡航する場合には、銀行口座に十分な預金があるかどうかを英語で証明する必要があります。ひょっとすると機関に申請せねばならないケースもあるかも知れませんので、余裕をもって確認しておきましょう。
もし海外の機関から給与を受け取る場合は、その証明書は英語で書かれていることが多いでしょうから、それを提出すればOK。ポスドクの場合はオファーレターで事足ります。
面接予約確認書
必要経費:17600円
面接予約をおこなった時点で、メールにて受け取れます。面接の予約は17600円。高いですねえ。
証明写真
面接予約確認書に用いられる写真とは別に、面接にはビザ用の写真を持参せねばなりません。スマートなのは、焼きまししてくれる証明写真サービスを利用すること。カメラのキタムラで僕は済ませました。
これら一式をすべて面接で要求される(か、事前郵送する必要がある)のですが、ひとつでも欠けているとアウト。面接の予約からやりなおし。また、僕の場合は面接の前日に電話があり、追加必要書類を教えてもらえましたので、滞りなく面接まで進めました。
ついにドキドキの面接です。