Life is Beautiful

主に進化生物学の理論のブログです。不定期更新予定。

靴下はなぜ片方だけ失くなるか

靴下はなぜ片方だけ失くなるのか?

この問いかけは非常に深いです。どのように問題を捉えるかによって答えは全く変わってくるでしょう。

  • 両方なくなる確率は、片方だけなくなる確率よりも十分に低いから。
  • マーフィーの法則によるもの。典型的に起こった事象が連関的に記憶に残る。「◯◯な時・場合に限って△△」というやつ。たとえば、バタートーストを床に落とす時はいつも、バターの載った面から床に落ちてしまう。寝坊した時に限って、探していた何かが見つからない。失くなるときはいつも、片方だけ。
  • 両方なくなった靴下は、認識すらされなくなる。つまり、両方なくなったという事象の起こる確率は、認識上つねに過小評価されている。

他にもあるでしょうか。こうしたアプローチを比較していくことで、哲学的思考の深さを垣間見ることができるかも知れません。