Life is Beautiful

主に進化生物学の理論のブログです。不定期更新予定。

2013-11-01から1ヶ月間の記事一覧

出版

論文が出版されました。http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0040580913001093と思ったらびっくり仰天。姓名の順序が逆です。急いでエルゼビアに講義し、指導教官にも相談をしました。 結局、チーフエディターとエディターたちに丁重にメール…

繁殖価

Taylor, P.D. (1990) Allele frequency change in a class-structured population, American Naturalist 135, 95-106Fisherが(優生学への傾倒の帰結として)提唱した繁殖価という概念は、テキストで習うぶんにはとても簡単です。 当該の遺伝子は世代を渡っ…

ウェブサイト

ウェブサイトを暫定的に作りました。細かいデザインなどは、微調整が必要です。あと、全体的にもう少しフォントサイズをあげる必要があるかも。http://lambtani.wix.com/lamblamblambtani

読了

Parasite infection and host group size: a meta-analytical review http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/23425516寄生者の、個体あたりの感染数(intensity; I)、感染率(prevalence; P)、多様性(richness; R)とをキーパラメータとして、グループサイ…

協力

Rodrigues, A. M. M., and A. Gardner. 2012. Evolution of helping and harming in heterogeneous populations. Evolution 66, 2065-2079.友人の論文です。ヨークで血縁選択の話をしていたら「この手法、好きだ!」といって話しかけてきてくれたのです。北大…

別刷

ようやく、モンペリエにて、power outlet(電源)とwi-fi(フランス語では「ウィーフィ」という)とを提供している喫茶店を発見しました。雰囲気もとてもいいし、週末はここで過ごすことに決定。*** 今日は、とあるパリの研究者に別刷り請求を送りました…

未読

今週・先週にかけてななめ読みした論文。 Plant mating system transitions drive the macroevolution of defense strategies. 植物のもつ誘導防御には、構成的(常に発現)なものと、誘導的(襲われた時にだけ発現)なものとがあり、その遺伝的な基盤の解明…