Life is Beautiful

主に進化生物学の理論のブログです。不定期更新予定。

2013-01-01から1ヶ月間の記事一覧

凸解析

凸解析と最適化理論 (数理情報科学シリーズ)作者: 田中謙輔出版社/メーカー: 牧野書店発売日: 1994/09メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 7回この商品を含むブログ (3件) を見る こんな本を読み始めました。至近的に必要な素養だからですが。 まだ前半しか…

昨日の凸

できました。いや精確には、母校の友人に一瞬で解かれてしまいましたw くやしい。 で、証明なんですが…示したいのはこれ。 ある区間(a,b)(⊂(0,1))内のある点x_0において凸でないとしよう。 ここでφ(a)=φ(b)=0、φ(x_0)=1としても一般性は失われない。a,b…

凸計画問題において、局所最適解は大域最適解である。これは実はとても強い定理である。で、今考えているのは、この命題: φ:(0,1)上の有界な連続関数であって、次を満たす:このとき、φは(0,1)上で凸である。帰納法と演繹から、平均の取り方を2値からN値に…

移動分散にかかる血縁選択

E. V., Bitume et al. (Ecology Letters 2013): Density and genetic relatedness increase dispersal distance in a subsocial organism. ハダニにおいて、局所集団において"血縁度"と密度が高いと、移動分散距離が大きくなる、という論文。 回廊を設けて、…

*Frank1998(黒本)での言及に関して:"血縁度"?

Frank (1998) Foundations of social evolution において、包括適応度理論の展開で繰り返し強調されている指摘がある。それは、血縁度は、共通祖先の存在にだけ由来するわけではないというものである。Frankは、その具体例として、interspecific mutualism(…

赤本

ついに7章。そろそろ大詰めかな。

今年こそ!

去年にこんな記事を書いておきながら、勉強しておきたい分野があれから増えてしまいました。なので、勉強したいことの配分が大きく変わりそうです。凸解析 解析的な凸解析の勉強をきちんとしたい。工学・経済学で洗練されていそうです。Morse理論 どこから手…